表参道ヒルズは同潤会アパートの跡地に2006年2月にオープンした商業施設で表参道の傾斜に合わせて内部の通路を傾斜させ、それを繋げることによりらせん状の通路で階と階を繋げています。
傾斜制限により高層にできないことやけやき並木と調和をはかるために、地上6階、地下6階の構成になっています。
同潤会アパートは関東大震災(1923年)からの復興のため設立された団体により1927年に竣工しました。
当時としては、先進的な鉄筋コンクリート造を採用し、約80年の長きにわたり表参道を見守ってきました。
表参道ヒルズの東端には当時のまま再現され同潤会としてギャラリーなどに利用されています。
当時の避難梯子なども精密に再現されています。